やがてアッキー嫁の合流を待ち、B級グルメのメッカ[なべや]突撃・・・という話になる。
伊藤園のビタミンCが3000mgとレモン150個分入った30円のドリンクを飲んで嫁を待つアッキー。
100mgあたり1円ジャストのコストは驚異的である。ちなみに100mgというのが成人が一日に摂取すると望ましい厚生労働省の推奨量だったはずだ。
ただ賞味期限は週末までとあった。
時間と共に待ち人がやって来る。
萩之茶屋駅前からの商店街を脇目も振らず抜け、三角公園際をさらに足早に歩く。
すると背広の男の集団が同じ方向に歩いている。
そして目的地に吸い込まれるように入っていく・・・。いやな予感。
ドアを開けると背広族だらけ。何の仕事してるねん?着こなしで大体見当が付く。
「ごめんな。今日は貸切の予約入ってるねん・・・。」姐さんが済まなさそうに頭を下げる。
ああ左様か。15分で出て行くで、それでもあかんか。
こんな時に限って・・・。何と[上海軒]も閉まっている。
オレ達は西成の片隅に行き場をなくしてしまったのかと[板前焼肉 一斗 天下茶屋本店]の前を通る。
「一斗いっとく?」
あまりに突然だったからスケジュールを思い浮かべる。
近々スペシャルな肉料理の予定があるのだ。明日から味覚の調整に入らねばならない。
さくっといっとけば急な焼肉も怖くない。
オレ的には「外ヒラ」に「ツラミ」「カッパ」が食べられたらそれでよい。本場の但馬牛に慣れた二人が一緒だが、今日は加古川志方で割った豊岡産の牛だと個体識別番号が貼ってある。頼もしい。
出た順にご丁寧に載せておくと・・・
初っ端にタンらしくリラックスして食べたい時に「先」か「元」かって訊かれたらやっぱ「先」でしょう・・・。
「外ヒラ!」と言うと「それが今日は内ヒラがいいですよ。」とスタッフsaid。
そう言われてしまったら“ひらり”と覆し、内ヒラっとこか?
包丁仕事の生む、肉の繊維が解れる食感と深い肉の野生味。
タレの甘さが少々勝ってる気はするがこのフルーティーなタレで食うから[一斗]なのである・・・。このタレを[薩摩の久保]に持ち込んだなんて内緒中の内緒だぜ!
モモは甘めの醤油で食べるのも好きだ。[おか元]の「マクラ」・・・また行きたいぜ。
480円の「カッパ」はダブルにしておいてだな・・・。
ここのツラは厚切りで塩がバッチリ。
肉に向かって「どのツラやねん?」とつっ込んでしまいそうな面構え。そそりそそられYou & I ・・・。
取り分けたような後みたいな分量の「ビビン麺」、ダシに魚介系を感じる脱朝鮮半島的「冷麺」に「スジ肉スープ」で〆る。
# by byrdland335 | 2012-03-07 15:07 | 牛肉・豚肉